□衣服としての表層ではない、躯体としての表層である２枚の白い壁(mur blanc)を考えた。その２枚の白い壁がマスとしての２つのコンクリートボリュームに貼りつき街路との関係を作り、各々が光のスリットを作る。 表層としての２枚の白い壁は、コンクリートボリュームを和らげると共に、極力「らしさ」を排除することを考えた。 □1～2階が7戸のワンルーム賃貸住戸、3階がオーナー住戸になっている。階段を覆っているエキスパンドメタルとマスのコンクリートのスリットがアプローチとなっている。